パーキンソン病で微かにしか出ない声をイヤホンで聞けるように



【ご質問】
母がパーキンソン病で声が微かにしか出ないためコミュニケーションに支障をきたし、本人も家族も多大なストレスを抱えています。
ヘッドセットではなくピンマイクで声を拾い、スピーカーから出力する拡声器を検討しており、御社のパワギガE(NZ-680-A)の無料サンプルを試してみました。ヘッドマイクやオプションのピンマイク、咽喉マイクも試した結果、拡声機能は充分ですが装着するパワギガの重さやマイクの違和感などで導入を迷っています。

母は力も衰えているので、装着するものは軽量でなるべく負担を減らしたく、ワイヤレスマイクなら送信機とピンマイクを持つだけでいいのではないかと考えました。聞く側(レシーバー受信機)はスピーカーではなくイヤホンで、主には父、それ以外に1~2人が持って聞くようになるとは思います。そのような用途で使えるものはありますか?

【回答】
聞こえるんです2(NZB-RM2-E)というワイヤレスシステムがあります。
ワイヤレスマイクはマルチ型の送信機でして、ヘッドセット/タイピン/ハンド型の3種マイク付属のうち、2つまでを同時に使用できます。ヘッドマイクは手で持たなくても使用できますが、窮屈と感じるようであれば軽いピンマイクがいいかもしれません。

声が小さい方は、ピンマイクを胸元に着けると口から離れてしまって集音効率が悪くなりますので、口元近くで持ってお使いいただくことをお勧めします。
聞く側(レシーバー受信機)に関してですが、受信できる範囲内であれば、台数に制限はありません。

2~3台で受信して聞くことももちろん問題ありません。もし複数人で聞くのに、「スピーカーから聞けるようにしたい」ということであれば、1台のレシーバーをパワギガE(NZ-680-A)などに接続するだけでその場で拡声して聞くことができます。

⇒ 聞声るんです2(NZB-RM2-E)