【ご質問】
工場勤務の外国人労働者が多いのですが、地震や火災などの災害時に言葉の問題があるので、スマートフォンの翻訳ソフトを使って外国語を拡声しようと考えています。お勧めの機種があれば教えて下さい。
【回答】
スマートフォンと接続できる拡声器はいくつかありますが、トラメガタイプだとサイレン機能もついたメガホン NZ-520SWB、手ぶらタイプだとハンズフリー拡声器パワギガEがお勧めです。
ただし、一般的にはスマートフォンのイヤホン端子(ミニジャック)と拡声器を接続しますので、イヤホン端子(ミニジャック)の付いていない機種に於いては、変換ケーブルをご用意して頂く必要がございます。
弊社におきましては、翻訳機・接続ケーブル・拡声器がセットになったセット品をご用意していますので、こちらの方が使い勝手が宜しいかと思います。詳細は下記をご覧下さい。
⇒ トラメガタイプの翻訳メガホン EZC-520SWB
⇒ 手ぶらタイプのパワギガ翻 EZC-8A
なお、外国人労働者の避難誘導は、言語の障壁や文化の違いを考慮する必要があります。以下は、外国人労働者向けの避難誘導の良い方法の一例です。
・多言語対応のサインと指示
避難経路や安全な場所への案内には、主要な言語でのサインや指示を用意しましょう。作業現場や建物内には、異なる言語での安全に関する情報を掲示しておくことが重要です。
・言語通訳サービス
避難訓練や安全説明会には、通訳サービスを提供することで、外国人労働者が正確に理解できるようにします。
・言語・文化に配慮した教育プログラム
避難訓練や安全教育プログラムは、外国人労働者の言語や文化に配慮して構築しましょう。わかりやすいビジュアルや模擬訓練を通じて、言語の障壁を克服します。
・予測可能な状況への対応
避難訓練では、可能な限り予測可能な状況を模擬し、外国人労働者がパニックにならずに適切に行動できるようにします。
・安全確認リーダーの指定
現場や建物内で、異なる言語を話す労働者のグループごとに安全確認リーダーを指定し、彼らが適切に避難できるようにします。
・定期的なトレーニングとフィードバック
定期的な避難訓練を実施し、外国人労働者にフィードバックを提供して向上させる機会を与えましょう。
・コミュニケーションチャネルの整備
緊急時には、異なる言語でのコミュニケーションが円滑に行えるように、緊急時のコミュニケーションチャネルを整備しておきます。
これらの方法を組み合わせて、外国人労働者の避難誘導において、より安全かつ円滑な対応が可能となります。