生産設備稼働中の作業説明にイヤホン受信機を試用
見学や監査等で、生産設備が稼働している状況下において作業内容を説明する際、説明側の声が聞こえにくいとのアンケート結果が多かった。また、説明に対する質問があった場合、質問者が何を質問して、説明者がなんと回答したのかが分からないことが多かった。
ワイヤレスイヤホンガイドシステムの見積依頼した際、担当者へ相談してデモ機を利用させていただきました。来期予算に計上するにあたり、使い勝手を確認したかったからです。
説明者が説明するケース、質問を受けるケースともに生産設備の騒音下においても聞き取りやすかった。
受信機は小型であり、首から提げても負担にはならないと感じた。イヤホンを装着した状態でオーバーヘッドの頭巾を被るため、耳掛け型では長時間の装着で耳が痛くならないか等、心配であった。
また、双方向で使用する場合に、マルチマイクでは説明者がトランスミッターを持っているため、質問があった時に説明者が質問者のもとへマイクを持っていき、マイクを向けなければならず、説明者の負担が大きくなるのではと懸念された。むしろハンドマイクの方が使い勝手が良いように感じられた。