三味線のばちにピンマイクをつけて拡声
【ご質問】
私は三味線を弾くのですが音が届かないときに拡声器を使用しています。今まで使っていた拡声器はヘッドマイクのマイク部だけの取り外しができ、そのマイクの部分だけを三味線に貼り付けて使用していました。最近拡声器を買い換えたのですが、今回のヘッドマイクはマイク部が分離できず、一体型なので三味線につけられません。
何かマイクがないかとインターネットで探していたところ、御社のホームページでタイピンマイク『SH-12TP』と言うのを見ました。「衝撃性能や耐久性能が向上」とありますが、撥(ばち)に貼り付けて演奏しても大丈夫ですか?他のピンマイクより衝撃に強いということでしょうか?
【回答】
はい、三味線などの演奏でピンマイクを使用しているケースはありますので、使用できるかとは思います。インターネットのピンマイク『SH-12TP』のページの「衝撃性能や耐久性能が向上」とありますが、それは他のマイクと比べてではなく、『SH-12TP』の従来のものとの比較です。
マイクカバー部が従来の鉄製網型から樹脂格子型に改良されたためです。取り付け場所ですが、撥(ばち)でも大丈夫だとは思いますが、今までご連絡いただいた方々は、三味線本体にピンマイクを付けているようでした。撥(ばち)は動きますので、本体の方が取れてしまう心配も少ないでしょう。
仕様に関してですが、このピンマイク『SH-12TP』はエレクトレット型マイクでパワーギガホンLのオプション品です。ダイナミック型マイク対応のアンプや拡声器ではご使用になれませんのでご注意下さい。また、使用できた場合でもマイクによっては感度も異なるため、拡声器との組み合わせで上手く使用できないこともあります。
⇒タイピンマイク『SH-12TP』をご購入後、ご連絡いただき、上手く音が拾えるとのことでした。マイクのケーブルの長さがもう少し欲しいようで、市販品の延長ケーブルをご用意いただくよう、ご案内致しました。