路線バスで変換プラグを使ってもマイクの音が出ないとき


運転手用帽子掛けマイク
【ご質問】
路線バスで使用するのに帽子掛け型マイク(MIC-520BE)を購入しました。変換プラグも付属していたので、あらゆるバス用アンプにも対応できると思って購入したのですが、商品が届いて実際に試してみたところ、音が出ませんでした。今まで使っていたマイクはとても古く、型式などの記載もありませんし、バスアンプもどこの物かわかりません。購入したマイクでは使用できないのでしょうか?

【回答】
マイクの変換プラグは、プラグのサイズを変えるだけのものなので、変換プラグが付属していたところですべてのPAアンプやバス用アンプに対応できるわけではありません。

今回ご購入いただいたマイクは、エレクトレットコンデンサ型マイクとなっており、ダイナミック型対応アンプでは使えません。音が出なかったとなると、バス用アンプはダイナミックマイク対応の可能性があります。その場合、帽子掛け型マイク(MIC-520BE)は電源が必要なので、電源パワーモジュールが構成品に含まれている分離型クリップマイク(NZ-M863)があれば使用できると思います。

接続マイクはクリップマイクではなく、帽子掛け型マイク(MIC-520BE)につけかえれば使用できます。電源部には ON/OFF のスイッチもあるので、音声をカットしたい時には手元で簡単に操作ができます。

バス用アンプによっては給電式など、専用の特殊構造マイクではないと使用できないケースがありますので、バスアンプ・マイクはご確認の上ご注文下さい。ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

⇒ クリップマイク NZ-M863