ドローンにパワギガMを載せてスピーカー音声を拡声
【ご質問】
パワギガMについてですが、ワイヤレスマイクの通信距離は、どれくらいになりますでしょうか?
ドローンに載せて、500m~1km離れた距離で使用したいのですが、対応できますでしょうか?もし対応できない場合は、何か方法はありますでしょうか?
【回答】
パワギガM(NZ-691-W)の、ワイヤレスマイク(送信機)の通信距離は、電波環境が良く見通しの良いところで、約20mになります。ですので、ご希望されている距離では、残念ながら対応できないです。
パワギガシリーズの他の拡声器セットで、遠距離の通信で対応可能な機器がありますので、ご紹介致します。
無線拡声器セット(NZ680A-TR)は、パワギガE(NZ-680-A)と特定小電力トランシーバーとのセットになります。特定小電力トランシーバーを使用し、遠距離で話した音声を、スピーカー(パワギガE NZ-680-A)から大きく拡声することのできるセット構成品です。
トランシーバーは、見通しの良い開けた場所ですと、1~2kmの通信距離がありますので、ドローンを使用される環境が、見通しの良い開けた場所であれば、0.5~1kmの距離であれば、通信し、拡声できるのではないでしょうか。(※市街地など障害物の乱立するところですと、100m~200mの通信距離になってしまう場合があります)
お問い合わせ頂いたパワギガMとパワギガEは、同じ定格出力15W(最大20W)ですので、同程度の音量で拡声することができます。ちなみに、音声到達距離は、静かで無風の環境で180m以上ございます。(周りの騒音状況、風向き等の影響で、到達距離は大幅に左右されます)
なお、特定小電力トランシーバーは、電波法で一回の通信時間に制限(30秒)がかけられておりますので、パワギガMや一般的なワイヤレスマイクのように、長時間続けて話し続けることはできません。その点はご了承下さい。
また、ワイヤレスマイクに比べ、トランシーバーですと、音質があまり良くない点や、混信してしまう可能性があるなどのややデメリットの面もあります。