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携帯用会話補助装置の条件は音声言語機能障害者又は肢体不自由者で発声・発語に障害

用具名

携帯用会話補助装置

障害及び程度その他の条件
音声言語機能障害者又は肢体不自由者であって、発声・発語に著しい障害を有する者 (学齢児以上)

性能
携帯式で、言葉を音声又は文章に変換する機能を有し、障害者が容易に使用し得るもの

携帯用会話補助装置の詳細

パワギガ+の充電頻度

前回も記載の通り、パワギガ+の連続使用時間は、カタログスペックでマイク音声時約10時間となっています。

例えば、展示会などで1日7~8時間使う場合は、毎日充電が必要ですが、塾や学校の講義で1日数時間しか使わないケースでは、1週間に1回程度の充電で済んでいるというお客さまもいらっしゃいます。

もちろん設定音量や話す内容(無音時の比率)により大きく左右されます。カタログスペックはあくまで目安としてお考え下さい。

パワギガ+にはエネルギー密度の高いリチウムポリマー充電池が採用されています。またメモリ効果も少ないので、電池が放電する前に充電(いわゆる継足し充電)をしても構いません。

音声通達距離に関して トラメガと手ぶら拡声器の違い

音声通達距離としては
パワーギガホン(NZ-610-D) 約120m以上
パワギガPLUS(NZ-640-A) 約150m以上
届きます。

ただし、音声通達距離に関しては、あくまでも音が届くか否かのレベルです。従って、放送している内容を正確に聞き取れる実用的なレベルでは、その半分程度の距離でお考え下さい。

また、周囲の環境によっても大きく左右されます。例えば、騒音の大きな線路や車道の近く、機械音のある工場案内、人混みや雑踏の中などでは、さらに差し引いて考えなければいけません。当然、風向きによっても通達距離が変わってきます。

マイク拡声放送ではハウリングの影響もありますが、外部機器の拡声放送ではハウリングの影響を受けず、より大きな音量を出すことができます。

ラッパ型のトラメガと比較した場合、パワーギガホン・パワギガPLUSは広範囲に音が広がる代わりに音の直進性(通達距離)という面では劣ります。

音量を絞ることは可能ですので、拡声器の(音声出力の)選択に於いては『大は小を兼ねる』ということを念頭に入れて、検討されるのが賢明です。