鳥の鳴き声を流すためiPodを接続できる拡声器の音質と音の届く距離に関して


【ご質問】
iPodを接続できる機種を検討しています(鳥の鳴き声を流します)

ファッションメガホン(NZ-520SW)
パワギガE 手ぶら拡声器8A(NZ-680-A)

上記2機種に関して、それぞれどの程度まで声が届くか、また音質はどちらがよいか、ご確認願えませんか。

【回答】
ファッションメガホン(NZ-520SW)とパワギガE(NZ-680-A)は、どちらも外部機器を接続できる入力端子(NZ-520SWは、マイク入力)がありますので、iPodを接続(要 接続コード)して、音源を拡声することができます。

2つの機種は、音声出力的には同じくらいですが、構造が異なりますので、音質、音の届き方などに違いが出てきます。

パワギガEの音質、音声通達距離に関して

パワギガEは、オーディオ機器などと同じコーン紙のスピーカーを使用しておりますので、メガホンのようなラッパ型の形状のスピーカーに比べると音質・音の広がりに優れています。

前方だけではなく、左右にも音は広がります。音質や音の広がりを重視されるようでしたら、こちらをお勧めします。

逆に直線的に音の届く距離は、メガホンに比べると短くなります。マイク音声放送時の音声通達距離(※)は、約160mくらいです。

ファッションメガホンの音質、音声通達距離に関して

ファッションメガホン(NZ-520SW)のようなホーン型のメガホンは、音を遠くに飛ばすことを目的とした構造をしています。

ですので、パワギガEのようなタイプのスピーカーに比べると、より遠くに音を飛ばすことができます。マイク使用時の音声通達距離(※)は、約300mです。

ただ、ホーン型スピーカーのデメリットとして、向いている以外の両サイドや後方には音が届き難い性質があります。音の広がりに劣ります。

また、音質的にはホーンスピーカー独特の少しキンキンしたような音質で、パワギガEのようなコーン紙のスピーカーと比べるとには音質は劣ります。移動販売や廃品回収、防災無線等の放送などをイメージしていただければ宜しいかと思います。向けた方向に、なるべく遠くに音を届かせたいという場合は、こちらを選ばれるのが良いのではないでしょうか。

※音声通達距離に関して
静かで無風な環境で、あくまでも音が届くか否かのレベルです。従って、放送している内容を正確に聞き取れる実用的なレベルでは、その半分程度の距離でお考え下さい。実際は、周りの騒音環境や風向きによっても通達距離が変わってきます。

⇒ 手ぶら拡声器8 パワギガE(エクストラ) 詳細

⇒ ハンズフリーメガホンとしても使用可能な多機能ファッションメガホン