放送アンプ 60W/120W 詳細 |
Photo:卓上型放送アンプ FA-506/FA-512 |
特徴 |
■ | 5ポイントイコライザ(5点音場補正回路)を内蔵しています。放送内容や設定状況に応じた最良の音場設定ができます。 |
■ | 一斉放送スイッチ、系列別放送選択スイッチが付いています。一斉放送や5系統別に放送ができます。 |
■ | 放送リモートコントロール、一斉放送リモートコントロールを備えています。リモートマイクやページング放送に便利です。 |
■ | マイク3、ライン2、ライン4、ページングの各入力に優先放送機能があります。予備、ライン1及び組込ユニット(但し組込の場合のみ)からのミュージック等の音量を自動的に減衰させ、明確な指示連絡放送ができます。 |
■ | 省スペース構造です。奥行きが短く、接続プラグの背面への飛出しがないため、奥までピッタリ設置できスペースを有効利用できます。 |
設置・使用上の注意 |
■ | ACプラグをコンセントから抜く時は、プラグを持って抜いて下さい。コードを持って抜くと故障の原因となることがあります。 |
■ | 直射日光のさし込む場所や温度、湿度の高くなる場所には設置しないで下さい。 |
■ | 空気穴をふさぐようなシートや物を上に置かないで下さい。温度が上昇し放送が中断したり、故障の原因になることがあります。 |
■ | 水の入ったものを上に置かないで下さい。水が内部に入ると故障の原因になることがあります。 |
■ | ケースの空気穴等から金属物を落とさないで下さい。もし入ってしまった時にはすぐ電源コードのプラグをACコンセントから抜いて下さい。そして取り出すか、サービスマンに連絡して下さい。そのままにしておくと、故障の原因になります。 |
■ | 設置工事をする場合、スピーカ線とマイク等の入力線とは同一配線に通さないで下さい。 |
■ | 設置工事をする場合、マイク等の入力線を調光器やけい光灯などの雑音の原因となる接続線とは離して工事を行って下さい。 |
■ | 雑音発生の原因になる機器の近くには設置しないで下さい。 |
■ | 改造はしないで下さい。故障の原因となることがあります。 |
スピーカの接続のしかた |
本機はおもに100系ハイインピーダンススピーカーを使用するシステムに適合するように設計されていますが、機能としては、70系ハイインピーダンスライン方式や、ローインピーダンスライン方式のローインピーダンススピーカシステムも接続できるようになっています。 |
ハイインピーダンススピーカとローインピーダンススピーカ
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背面端子カバーのはずしかた 1.プラスドライバーで取付ネジをはずします。 2.ネジ取付側を手で持ち上げます。 3.カバーのひっかかりを本体から抜くとはずれます。 |
ハイインピーダンス接続の場合 |
接続スピーカの合成インピーダンスは右表の値になる様注意して下さい。 |
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・推奨スピーカー(100系) トランス内蔵型スピーカー(ハイインピーダンス)
・推奨マイク
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系統別放送をする場合 ○系統別放送選択スイッチを押すとその番号に応じた系統のスピーカから放送できます。 ○3線式接続の場合、アッテネータの音量がゼロのときはそのスピーカからは放送できませんが、一斉放送スイッチを押すとアッテネータや系統別放送選択スイッチの状態に関係なく一斉放送されます。 ○2線式接続の場合は系統別放送選択スイッチに応じたスピーカから放送できますが、アッテネータ付の場合、音量がゼロのときはそのスピーカからは放送できません。一斉放送はできません。
系統別放送をしない場合(2線式接続のみとなります)
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ローインピーダンス接続の場合(4Ω出力端子使用) |
並列接続の例
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注意 接続するスピーカの合成インピーダンスは4Ω以上で使用して下さい。 ローインピーダンス接続では系統別放送は出来ませんので、4Ω出力を「スピーカ回線入力」端子には接続しないで下さい。 |
5点音場補正の調節のしかた |
放送内容や設置状況に合わせて最適の拡声放送ができる5点音場補正回路を備えています。5点の中心周波数は100Hz,320Hz,1kHz,3.2kHz,10kHzで、それぞれ約±10dBの範囲に調節できます。調節ツマミは中点クリック位置より時計方向にまわすと増強、反時計方向にまわすと減衰となります。 |
優先放送機能について |
優先放送入力から放送した場合、その放送中は、被優先放送入力からの放送音量が自動的に小さくなります。放送終了後は徐々に元の音量へ自動的に戻ります。連絡放送や時報などの場合、いちいちミュージック等の音量を調節する手間がはぶけます。
中立放送入力から放送した場合は、優先放送入力、被優先放送入力の影響を受けず、そのまま放送されます。 減衰量はフェーダ回路減衰量調節穴で調節できます。フェーダ回路の減衰量調節は、本機の底面にある調節穴にマイナスドライバーを挿入して行なって下さい。 ※出荷時は減衰量が最大となる様調節してあります。 |
アンプ前面(左側) |
左記写真の下側の一番下が電源スイッチ。次に一斉放送スイッチ、系別放送スイッチ1〜5。 左上のスロットは、DINサイズのユニットが組み込めるようになっています。 左記写真は組込みユニット無しタイプのため、メクラパネルとなっていますが、FA-506AD/FA-512AD タイプはこの部分にカセットデッキが組み込まれています。 |
アンプ背面(左側) |
故障かなと思ったら |
故障かなと思ったら修理に出す前に、次の事を点検して下さい。
ちょっとしたことで、正常動作することがあります。
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仕様 |
品番 | FA-506 | FA-512 | ||
電源電圧 | AC100V±10% 50/60Hz | |||
定格消費電力 | 39W | 68W | ||
定格出力時消費電力 | 190VA | 320VA | ||
待機時消費電力 | 4.5VA(放送スイッチ「切」時) | |||
定格出力 | 60W | 120W | ||
歪率 | 0.5%以下(1kHz定格出力時) | |||
信号対雑音比 | 70dB以上(マイク入力回路除く) | |||
周波数特性 | 50Hz〜15kHz偏差3dB以内(低格の−10dB出力時) | |||
音場補正回路 | 100,320,1k,3.2k,10k Hzの5点で±10dB以上 | |||
入力回路 | マイク1 | 0.35mV 600Ω 不平衡(平衡型プラグ使用時電子平衡) | ||
マイク2 | 0.35mV 600Ω 不平衡(平衡型プラグ使用時電子平衡) | |||
マイク3 | 0.35mV 600Ω 不平衡(平衡型プラグ使用時電子平衡) | |||
予備 | 77.5mV 47kΩ 不平衡 | |||
ライン1 | 77.5mV 10kΩ 不平衡 | |||
ライン2 | 77.5mV 10kΩ 不平衡 | |||
ライン3 | 77.5mV 10kΩ 不平衡 | |||
ライン4 | 775mV 600Ω トランス平衡 | |||
ページング | 77.5mV 10kΩ 不平衡 | |||
出力回路 | 録音 | 1V 10kΩ 不平衡 | ||
ライン | 1V 600Ω 不平衡 | |||
スピーカ出力 インピーダンス | ローインピーダンス | 4Ω(4〜16Ωスピーカ使用可能) | ||
ハイインピーダンス | 170Ω(100系) | ハイインピーダンス | 83Ω(100系) | |
83Ω(70系) | 42Ω(70系) | |||
スピーカ出力回線 | 一斉放送スイッチ及び系統別放送選択スイッチ付(5系統) | |||
優先放送機能 | 優先入力回路 | マイク3、ライン2、ライン4、ページング | ||
被優先入力回路 | 予備、ライン1 | |||
優先入力回路から放送時、被優先入力回路の出力が自動的に減衰する。 | ||||
使用温度範囲 | −10℃〜+50℃ | |||
外形寸法 | 幅420×高さ144×奥行239〔mm〕 | |||
重量 | 約7.1s | 約8.7s |
価格 |
型式 | (定価) ネット価格 | 送料 | 備考 |
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FA506 (60W) | (¥76,000) 完売御礼 | 0円 |
noboru製、マイク別売、スピーカー別売 ・推奨マイク NZM350/MUD525/MCH500 MC9108L/MC9110L/NZ609/MC9124L ・推奨スピーカー トランス内蔵型スピーカー(ハイインピーダンス) 合計60Wまで |
FA506AD (60W) カセッット付 | (¥102,000) 完売御礼 | 0円 | 上記FA506にカーコンポ(カセット部)が内蔵されたタイプです。 FA506では前面左側がメクラパネル、FA506ADではカーコンポ内蔵となります。 |
FA512 (120W) | (¥100,000) 完売御礼 | 0円 |
noboru製、マイク別売、スピーカー別売 ・推奨マイク NZM350/MUD525/MCH500 MC9108L/MC9110L/NZ609/MC9124L ・推奨スピーカー トランス内蔵型スピーカー(ハイインピーダンス) 合計120Wまで |
FA512AD (120W) カセッット付 | (¥126,000) 完売御礼 | 0円 | 上記FA512にカーコンポ(カセット部)が内蔵されたタイプです。 FA512では前面左側がメクラパネル、FA512ADではカーコンポ内蔵となります。 |
その他のAC卓上アンプ単品 | ||||||
簡易放送アンプ NT-102AC 定格出力10W 電源AC100V ローΩスピーカ- | 放送装置セット NT102AC-T1 定格出力10W トランペットSP×1 | 放送装置セット NT102AC-T2 定格出力10W トランペットSP×2 | 放送装置セット NT102AC-TE 定格出力10W トランペットSP×1 壁掛けSP×1 | 放送装置セット NT102AC-E1 定格出力10W 壁掛けSP×1 | 放送装置セット NT102AC-E2 定格出力10W 壁掛けSP×2 | パワギガM ★ワイヤレス★ 音声出力20W充電電池付属 |
卓上マイク NZ-M546 インピーダンス600Ω 乾電池不要 ダイナミック型 | コンパクトメガホン NZ-604W 定格出力6W 乾電池、ACアダプタ スピーカ一体 | 20W放送アンプ FA-202N 定格出力20W AC100V、DC24V ハイ&ロースピーカ | 40W放送アンプ FA-204N 定格出力40W AC100V、DC24V ハイ&ロースピーカ | 放送アンプ FA606N 定格出力60W 電源AC100V ハイ&ロースピーカ | 120W多機能アンプ BX120DA-PC 定格出力120W ラジオ体操、CD チャイム、タイマー | 120W多機能アンプ BX120DA-WC2 定格出力120W CD内蔵 ワイヤレス対応×2 |
放送装置セット FA2-H350 定格出力20W 電源AC100V ハンドマイク | 放送装置セット FA2-H500 定格出力20W 電源AC100V チャイムマイク | 放送装置セット FA2-H525 定格出力20W 電源AC100V 棒型マイク | 放送装置セット FA2-P525 定格出力20W 電源AC100V 棒型マイク | 放送装置セット FA4-P350 定格出力40W 電源AC100V ハンドマイク | 放送装置セット FA4-H500 定格出力40W 電源AC100V チャイムマイク | 放送装置セット FA4-H525 定格出力40W 電源AC100V 棒型マイク |