コードレスマイクの音声がワイヤレススピーカーから遅れるのは
【ご質問】
昨日、コードレスマイクモジュール(NZ-210C)が無事届きました。ありがとうございます。しっかりした造りのコンパクトな製品で、高く評価します。
早速手持ちのコンデンサマイクを送信機に接続し、テストをしてみました。観光バスの環境を持ち合わせていないので、受信機は今回使わず、TaoTronics社製のTT-SK06というBluetoothワイヤレススピーカーを使用しました。
その結果、
1)マイクは適合済み。
2)到達距離も十分。
3)問題は、送受信に顕著な時間遅れが生ずる(「あ」と発声した後、それとは完全にずれて「あ」とスピーカーから音が出る)
この3)は、バスの中で使用する際大きな問題になります。話し手に近いお客さんには、直接肉声が届く上に、バスのスピーカーから時間遅れで同じ声が届く。話す側の立場でも、ひどく話しづらい。という問題が生じます。
問題は、これが私のBluetoothスピーカー固有の現象か否かです。御社の受信機を使用する際に、同様な現象が生ずるかどうか、現時点で確かめていません。以上の点について、御社で何か情報をお持ちでしたらご教示頂きたく、よろしくお願いいたします。
【回答】
Bluetoothの機器は、どうしても音の遅延は起きてしまうのですが、NZ-210Cの送・受信機間でのご使用においては、音の遅れは殆ど気にならないレベル(約38msec)です。
スピーチ等での使用であれば、話す方、聴く方双方とも、ほとんど違和感を感じないで使用できます。実際、多くのリピート注文を頂いている商品です。ぜひ一度、NZ-210Cの送・受信機の組合せで使用してみて下さい。
他社製の機器(Bluetoothスピーカーなど)とペアリングしての使用の場合、ご指摘のような大幅な音声の遅延が起きてしまうことがございます。
弊社で、JBL社製のスピーカーでテストした際もかなりの遅延が起きました。お客さまからもSONY社製のスピーカーでの使用で、遅延があるとの報告がありました。
基本的に、NZ-210Cは送・受信機の組合せで使用することを想定しておりますので、他機器との受信保証、動作保証はしておりませんので、その旨ご了承下さい。
【後日談】
『改めて、NZ-210Cの送・受信機を使用して、テストしてみました。
その結果、音声の時間遅延もほとんど発生せず、十分現場で使用可能であることを確認しました。ありがとうございました。』
とのご連絡を頂きました。