カテゴリー: マイク・マイクロホンのFAQ

有線マイク、卓上マイクなどに関して良くあるご質問



バイクツーリング用のマイクに使えるマイクは?

【ご質問】
バイクツーリング用のマイクに御社の「SH-12jK 咽喉マイク」の購入を検討しております。
検討させていただく中におきまして、バイク(風切り音)や騒音といった環境での使用は問題なく使用できるものなのか、教えて下さい。

【回答】
咽喉マイクは、喉元に密着させて音声を拾う特殊なマイクですので、騒音が激しい環境や風が強い状況等で、周囲の騒音を拾わずに集音することができるマイクになります。ただ、性質上フレームやケーブルへの接触音を拾い易いきらいはあります。

咽喉マイク 喉元へ密着させる特殊マイク 詳細

なお、咽喉マイクは弊社のパワギガシリーズ(拡声器)用のオプションマイクになりますので、他の機器での動作保証は行っておりませんので、その旨ご了承下さい。
一応、エレクトレット型のマイクで、3極プラグの真ん中が未結線の仕様になっておりますので、仕様の合うものであれば使える可能性はあります。

また、マイクは感度特性がそれぞれ異なりますので、感度特性が合わないと音が歪んだり、逆に音が小さい可能性があります。そのあたりは実際に使用してみないと分からない部分です。

咽喉マイクはレンタル品にラインナップしておりますので、そちらのご利用でお試し頂くこともできますので、ご検討ください。

レンタル 咽喉マイク(RENT-12iK)詳細

不明な点、ご要望等ございましたら、お気軽にご相談ください。

マイクコードの補強・断線防止に関して


【ご質問】
ヘッドマイク MIC-806 を5年ほど使っていますが、コードが動いたときにバリバリと異音がします。根元付近で顕著ですが対策は無いでしょうか?

【回答】
弊社ヘッドマイクをご利用頂きまして、ありがとうございます。
バリバリ音は、マイクコードが断線気味か、もしくはマイクジャックの接触不良が主な要因でございます。

極細コードを使用しているため、同じ個所が屈曲して負荷が掛かりやすい場所はどうしても断線しやすくなります。

対策としては、屈曲しやすい根元部分を添付写真のようにスパイラルコードで保護することで耐久性の向上が期待できます。スパイラルコードで屈曲部の負荷を分散させるイメージですね。参考にして下さい。

※スパイラルコードは、弊社では販売しておりません。

マイクジャックとマイクプラグに無水エタノール


【ご質問】
パワギガを何台か利用しています。
長期間使用しているとマイクの接続部(ジャック)の接触不良が起こることがあります。何か対策があれば教えていただけないでしょうか?

【回答】
経年劣化による接触不良に関しては、無水エタノールで清掃するのがとても効果的です。

具体的には、
ウエス(糸くずの出ない布切れ)等に無水エタノールを浸み込ませて、マイク側プラグを清掃します。それが乾ききる前にジャックへ何度か抜き差しします。この方法でプラグとジャックの両方が清掃できます。

※手指消毒用のアルコールですと水分を含んでいるのでNGです。
 添付写真のような『無水エタノール』をご使用下さい。

工場勤務の外国人労働者の避難誘導拡声器に関して


【ご質問】
工場勤務の外国人労働者が多いのですが、地震や火災などの災害時に言葉の問題があるので、スマートフォンの翻訳ソフトを使って外国語を拡声しようと考えています。お勧めの機種があれば教えて下さい。

【回答】
スマートフォンと接続できる拡声器はいくつかありますが、トラメガタイプだとサイレン機能もついたメガホン NZ-520SWB、手ぶらタイプだとハンズフリー拡声器パワギガEがお勧めです。

ただし、一般的にはスマートフォンのイヤホン端子(ミニジャック)と拡声器を接続しますので、イヤホン端子(ミニジャック)の付いていない機種に於いては、変換ケーブルをご用意して頂く必要がございます。
メガホンのミニジャック
弊社におきましては、翻訳機・接続ケーブル・拡声器がセットになったセット品をご用意していますので、こちらの方が使い勝手が宜しいかと思います。詳細は下記をご覧下さい。

トラメガタイプの翻訳メガホン EZC-520SWB

手ぶらタイプのパワギガ翻 EZC-8A

なお、外国人労働者の避難誘導は、言語の障壁や文化の違いを考慮する必要があります。以下は、外国人労働者向けの避難誘導の良い方法の一例です。

・多言語対応のサインと指示
 避難経路や安全な場所への案内には、主要な言語でのサインや指示を用意しましょう。作業現場や建物内には、異なる言語での安全に関する情報を掲示しておくことが重要です。

・言語通訳サービス
 避難訓練や安全説明会には、通訳サービスを提供することで、外国人労働者が正確に理解できるようにします。

・言語・文化に配慮した教育プログラム
 避難訓練や安全教育プログラムは、外国人労働者の言語や文化に配慮して構築しましょう。わかりやすいビジュアルや模擬訓練を通じて、言語の障壁を克服します。

・予測可能な状況への対応
 避難訓練では、可能な限り予測可能な状況を模擬し、外国人労働者がパニックにならずに適切に行動できるようにします。

・安全確認リーダーの指定
 現場や建物内で、異なる言語を話す労働者のグループごとに安全確認リーダーを指定し、彼らが適切に避難できるようにします。

・定期的なトレーニングとフィードバック
 定期的な避難訓練を実施し、外国人労働者にフィードバックを提供して向上させる機会を与えましょう。

・コミュニケーションチャネルの整備
 緊急時には、異なる言語でのコミュニケーションが円滑に行えるように、緊急時のコミュニケーションチャネルを整備しておきます。

これらの方法を組み合わせて、外国人労働者の避難誘導において、より安全かつ円滑な対応が可能となります。