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高齢者専用住宅で館内放送システムを検討中。スピーカーで緊急案内放送とBGM放送を

卓上PAアンプ FA-506
【ご質問】
勤務先のグループ会社では高齢者専用住宅(平屋)を営んでおります。

そこで、館内の放送システムの導入を検討しています。館内にスピーカーが7個位で緊急案内放送とBGM放送を考えています。
入居者様の中には、BGMがうるさいと感じる方もいるかと思いますので、各スピーカーチャンネルの出力調整ができるのが良いかと考えています。

マイクも加え、何が必要かも知りたいので、お知恵を貸していただければと思います。よろしくお願い致します。


【回答】
館内放送では、ハイインピーダンススピーカーを使用したシステムが用いられます。対応したアンプマイクの組み合わせで、放送することができます。

BGMも流したいとのことですので、CDユニットか組み込まれた下記のアンプはいかがでしょう。
このタイプは、ラジオ体操の音源が入ったチャイムユニットも内蔵しておりますので、時報のチャイムやCDユニットのコントロールもできるタイプです。

多機能PAアンプ BX120DA-PC(AC100V 120W)

チャイム・ベル付卓上マイク MCH-500

マイクロホン各種

上記アンプにスピーカーを接続するわけですが、形状が色々あります。室内用のボックス型、天井埋め込みタイプ、ホーン型などがあり、出力(音の大きさ)も選べます。

ある程度型式がきまりましたら、お見積の出せますので確認してみて下さい。アンプのW数までのスピーカーを繋ぐことができます。

トランス内蔵(ハイインピーダンス)ボックススピーカー

トランス内蔵(ハイインピーダンス)ホーンスピーカー

当然、アンプに音量調整は付いていますが、個々のスピーカーを調整は出来ません。繋ぐスピーカーを5系統に分け、どの系統のスピーカーだけ鳴らすなどのことはできます。
個々のスピーカーの音量を調整するには、スピーカー側にアッテネーター(音量調整器)を取り付けて、スピーカー側で調整することはできます。

アッテネーター(音量調整器)

あとは、スピーカーケーブルもアンプから各スピーカーまでの距離必要になります。壁の中などを這わせたりしますので、余裕を持たせた方がいいと思います。

以上、参考にしてください。
不明な点がありましたら、お気軽にご相談下さい。