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卓上アンプのスピーカー接続方法は背面の端子カバーを外して、接続端子にビス止め

【ご質問】
卓上アンプ NAC-2021B のスピーカー接続方法を教えてください。

【回答】
アンプ背面の端子カバーを外して、スピーカー接続端子にビス止めとなります。このアンプはハイインピーダンススピーカローインピーダンススピーカに対応していますが、ハイとローの両方を同時に接続することはできませんので、ご注意ください。

▼ハイインピーダンスの場合
ハイインピーダンススピーカを接続するときは、スピーカの合成インピーダンス が500Ω以上になるように接続します。写真の「0」と「500Ω」の端子に接続します。「4Ω」の端子は使いません。

▼ローインピーダンスの場合
ローインピーダンススピーカを接続するときは、スピーカーの合成インピーダンスが4~16Ωになるように接続します。「0」と「4Ω」の端子に接続します。「500Ω」の端子は使いません

卓上アンプ NAC-2021B はハイインピーダンススピーカ? ローインピーダンススピーカ?

【ご質問】
卓上アンプ NAC-2021B はハイインピーダンススピーカローインピーダンススピーカに対応しているとのことですが、ハイとローのどちらを使った方が良いですか?

【回答】
スピーカーケーブルが長くなる場合や後日スピーカーを増設する可能性がある場合などは、ハイインピーダンススピーカの方が賢明です。
スピーカー背面のタップ切替
▼ハイインピーダンススピーカのメリット1
ケーブル延長によるロスが少ないため、細いケーブルでも長い距離を延長することができます。また後日、スピーカーの設置位置を変更したい場合やスピーカーの増設をしたい場合などでも柔軟な対応ができます。

▼ハイインピーダンススピーカのメリット2
ハイインピーダンススピーカはトランスを内蔵しているスピーカーです。タップや切替スイッチなどによりインピーダンスを変更できるスピーカーもございます。この場合、スピーカー側で各々のスピーカーの音量調整ができるので、設置場所の環境に合わせた調整も可能となります。

▼ハイインピーダンススピーカのメリット3
ハイインピーダンススピーカーを間違えてアンプのローインピーダンス端子に接続した場合、小さな音しか出ませんが、アンプを破損する可能性は低いです。
それに対して、ローインピーダンススピーカーをハイインピーダンス端子に接続してしまったときは、アンプまたはスピーカーを破損する可能性が高く危険です。

▼ローインピーダンススピーカのメリット
価格を重視するなら、ローインピーダンススピーカになります。トランスを内蔵していないためハイインピーダンススピーカと比較すると一般的に安価です。

卓上アンプ FA-101 にトランペットスピーカーを2台並列接続できますか?

【ご質問】
安価な放送アンプセット? FA101-M350 をウェブで拝見しました。セットのトランペットスピーカーは1台ですが、2台にすることはできますか?卓上アンプ FA-101

【回答】
はい。できます。
8Ω10Wのトランペットスピーカー NZ-S10 2台を並列接続すると合計インピーダンスは4Ωになります。卓上アンプ FA-101の負荷適合インピーダンスは4Ω~16Ωですので、適用範囲内であり、上記スピーカー2台を接続することができます。

【追記】 2015年3月
簡易放送アンプ FA-101 は完売しました。後継機種は、NT-102ACとなります。

⇒ 簡易放送アンプ・放送装置の詳細