TOA WM-1210が不具合のため、内部基板を注文できますか?


【ご質問】
TOAのWM-1210マイクに不具合があります。
今、内部を分解して基盤を調べたのですが未だ音割れが続いている状態です。可能であれば内部の基板のみを注文したいのですが手配できますか?

【回答】
TOA社製のワイヤレスマイク WM-1210は、残念ながら平成25年11月で、メーカーの保守対応期間が終了しました。現在、メーカーからの保守パーツの提供及び、メーカーの修理受付も終了しております。

元々、ワイヤレスマイク WM-1210などのワイヤレス送信機は、電波法のからみもあり、基板などの内部のパーツは、メーカーから提供されておりません。

ワイヤレスマイクが故障した場合は、メーカーにお送りして修理して頂くしかないのですが、WM-1210のメーカー保守対応が終わってしまっている現状ですと、修理に出すこともできませんので、不具合解消には、代替良品への買い替えしか無いのではないでしょうか。

WM-1210を使用している環境でしたら、現行品のワイヤレスマイク WM-1220(WM-1210の後継機)、防滴ワイヤレスマイク WM-1230、タイピン型ワイヤレスマイク WM-1320を使用することができます。
宜しければ、マイクの買い替えをご検討下さい。

なお、WM-1210などのワイヤレスマイクは電波法に規定される技術基準適合証明品です。分解や改造は法律で禁じられております。機器に技術基準適合証明番号(証明ラベル)が貼ってあり、ラベルを傷つけたり、はがしたりすること自体も電波法に触れてしまいますので、ご注意下さい。

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