カテゴリー: 修理・メンテナンス

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ノイズの原因はマイクスポンジの有無?

パワギガE ボックス収納状態
【ご質問】
先日、パワギガE(NZ-680-A)を購入しました。使ってみると話をしていないときも『ガサガサ』『ガーガー』と音がして、とても気になりますし、不愉快です。皆さん、購入された方でこういったクレームを言ってくる人はいませんか?

【回答】
今、そのパワギガEはお手元にございますか?お電話でその音を聞かせていただくことはできますか?(お電話で聞かせてもらいました。)

確かに『ピー』『ガサガサ』音や『ボッボッボッ』というような音も聞こえました。『ピー』というのはハウリングで、スピーカーとマイクを近づけると起きますので、対策としては、マイクとスピーカーを離すかボリュームを下げていただくようになります。

聞いた音の中で『ボッボッ』という音がしていましたが、マイクの先端にスポンジはついていますか?
そのスポンジ(ウインドスクリーン)がないと、息の音が入るので、そのような音がします。また、話をしていないときでも息(口・鼻)が入るので、『ボッ』や『ガサガサ』となります。スポンジを被せるだけで全然違うので、ぜひ試してみてください。

※追記
マイクのスポンジがなかったので、ちょっとやってみますと一度お電話を切り、後ほどご連絡いただきました。代わりにフェルトを被せて試したら良好だったとのことでした。原因はスポンジの有無だったようです。いらないと思って捨ててしまったのですが、それだけでも購入可能ですか?とお問い合わせがあったため、マイクスポンジのみ(2個入り)『MSP-806』で販売しておりますと、ご案内致しました。

⇒ マイクスポンジ MSP-806

TOAのTA-101に代わる放送アンプは? 10W8Ωのスピーカーを使用

【ご質問】
TOA社のTA-101という放送アンプに、マイクと天井から吊り下げたスピーカー1台を繋いで、館内放送に使っていますが、アンプの電源が入らなくなってしまいました。かなり古いアンプで、1989年購入と書いてあるのですが、修理はできますか?

修理できない場合、代わりのアンプはどれを選べばよいでしょうか? スピーカーは、現在使用しているスピーカー(10W 8Ωと書いてあります)をそのまま使用したいと思います。
簡易放送アンプ NT-102AC
【回答】
TOA社製のTA-101は、すでに販売が終了しているアンプで、メーカー保守も終了してしまっております。保守終了でパーツの取り寄せができませんので、残念ながら修理は難しいと思います。

電源が入らなくなった原因が簡単な接触不良等であれば、修理できる可能性もありますが、パーツの交換が必要になるような修理になってしまった場合は、パーツをメーカーから取り寄せできませんで修理はできなくなってしまいます。

現在使用されている10W8Ωのスピーカーをそのまま使用するとなると、ローインピーダンス対応のアンプを選ぶ必要があります。ローインピーダンススピーカー対応のコンパクトな簡易放送アンプ NT-102AC(10W)がありますので、ご紹介致します。

お持ちのマイク、スピーカーを使用でき、アンプを交換するだけで、今までのように館内放送をすることが出来ます。TA-101と同じくAUX入力端子も付いておりますので、音楽プレーヤー等を接続して、BGMなどを流すこともできます。

なお、現在TOA社で、TA-101の後継機として、TA-102というアンプが販売されておりますが、TA-102はハイインピーダンススピーカー専用の仕様になっておりますので、お持ちの8Ωスピーカー(ローインピーダンス)との組合せでは使用できなくなっております。お持ちの8ΩスピーカーとTA-102の組合せで使用すると、機器を壊してしまいますので、ご注意下さい。

⇒ 簡易放送アンプ NT-102AC

マイクプラグが断線しないように補強するには?

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【ご質問】
以前、ハンズフリーマイク NZ-609 を購入しました。民謡で三味線を弾きながら使用しており、あまり回数は使用していないのですが、どうしてもプラグの部分がダメになってしまうようです。ほんのちょっと引っかかったりしただけなのですが断線して音が出なくなってしまったので、修理をお願いします。もっと丈夫なものはありませんか?

【回答】
NZ-609 のケーブル断線ですと修理ができず、交換となってしまいます。
拡声アンプにマイクのプラグを接続すると、プラグが突き出ているので、プラグやケーブルが引っかかりやすくなるのでしょうか?

ダイナミック対応のハンズフリーマイクは NZ-609 または 分離型ヘッドマイク NZ-M866 になりますが、どちらもケーブルが細いので、引っ掛けた場合はどうしても断線の恐れがございます。引っ掛けないよう、ご注意いただくほか、ございません。

対策の一案として、L型の変換プラグを使用することにより、拡声アンプにプラグを接続した際にケーブルが横ではなく下に垂れるようになるので、引っかかりにくくなるかもしれません。一度お試し下さい。

⇒ ハンズフリーマイク NZ-609

長年トラブル無しのパワーギガホンが1時間ほどで充電切れ

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【ご質問】
PowerGigaphone NZ-610-Dを愛用中です。
専用充電アダプター(MODEL DP206)で、ランプが緑になるまで充電して使用しますが、1時間ほどで充電が切れてしまいます。

長年トラブルなしで使い、1回の充電で4時間はもっていました。使用環境は変わっていません。どの様な理由が考えられるか、お教えいただければ助かります。よろしくお願いします

【回答】
パワーギガホンをご愛用頂きありがとうございます。
フル充電しても1時間ほどで電源が切れてしまうようになったとなると、おそらく充電電池が弱ってしまっている可能性が高いと思います。

携帯電話やスマートフォンなどでも経験されているのではないかと思いますが、充電電池(充電バッテリー)は、充・放電を繰り返すと、だんだん劣化していってしまいます。パワーギガホン NZ-610-Dですと、毎日充電して使用した場合、約2年が電池交換の目安になっています。

ご購入履歴を確認したところ、ご購入より4年程経過しておりますので、充電電池の交換時期ではないかと思います。
まずは、充電電池を交換されてみてはいかがでしょうか。保守パーツのパワーギガホン NZ-610-D用充電電池(6本組)G-50BATTの在庫はございますので、ご注文頂けましたら、すぐに発送することはできます。

もし、充電電池を新しい物に交換しても、同じように短時間で電源が切れてしまうようですと、充電用アダプターや本体の充電回路の不具合などが疑われます。その場合は、弊社にお送り頂き、点検・修理等が必要になると思います。

⇒ 交換用充電電池 G-50BATT