展示場の車のヘッドライト等を安定化電源で動かせますか?


AFC30 全自動充電器
【ご質問】
安定化電源 DPS-3012M(12V仕様 連続30A)の導入を検討しております。展示場の車に接続して使用したいのですが、問題ないでしょうか? ヘッドライトを点けたり、カーステレオを鳴らしたりする用途に使用します。

【回答】
直流安定化電源 SPS-DPS3012M(連続30A)は、車展示場での導入実績が多くございます。
連続30Aの容量がありますので、容量の範囲内の機器であれば、動作させることが出来ます。よほど容量の大きなヘッドライトや、出力の大きなカーステレオでないかぎり問題なく使用できると思います。

⇒ 直流安定化電源 SPS-DPS3012M

※注意
安定化電源を接続する際は、必ず車のバッテリーは外して、バッテリーの代わりに安定化電源を接続して使用下さい。充電器ではありませんので、バッテリーを繋いだ状態での使用は機器故障の原因となります。

また、安定化電源 SPS-DPS3012Mを接続した状態で、車のエンジンは絶対にかけないで下さい。エンジン始動の際、瞬間的に大きな電流が流れますので、安定化電源が壊れてしまう可能性があります。

ちなみに、安定化電源の場合、容量に上限がありますので、容量を超えてしまった場合は、保護回路が働き、電流がストップしてしまいます。
電動スライドドアを搭載の展示車に使用する場合は、注意が必要です。電動スライドドアは、モーターで駆動しているため、駆動の際に定格消費電流の2~10倍ほどの大きな電流が必要になります。そのため、車輌の種類によっては、電動スライドドアの駆動電流の容量が大きく、安定化電源では電動スライドドアが動作しない場合があるかもしれません。

大きな電動スライドドアも含め、展示車の電装機器を確実に動作させたい場合は、全自動バッテリー充電器CHG-AFC30の使用をお勧めします。
こちらの機器は、バッテリー充電器ですので、安定化電源の時とは違い、車のバッテリーを載せたまま使用します。その車に搭載されたバッテリーで電動スライドドア等の電装機器を動かしますので、車に標準(またはメーカーオプション)搭載されている機器であれば、問題なく動作させることができます。
CHG-AFC30は、全自動で接続したバッテリーを常に満充電の状態に保てますので、バッテリーが上りを気にする事無く、ご来場者の方に展示車の電動スライドドアやヘッドライトなどをお試し頂けると思います。

⇒ 全自動バッテリー充電器 CHG-AFC30