ヘッドマイクがスタジオでハウリングを起こすのは



【ご質問】
私はキーボードを弾くのですが、弾きながら歌うためにヘッドマイクを2種類(NZ-609 と https://www.nanzu.jp/syohin/mic_nzm866.htm)購入しました。2種類購入したのは、ライブ本番でいざとなったときに使えなかったりすると困るので、予備としてです。

実際に練習で使ってみたのですが、一人で家でキーボードを弾きながらヘッドマイクを使うとそんなにハウらないのに、メンバーとスタジオを借りて練習した時にはすごくハウリングしてびっくりしました。何か使い方の問題ですか?どうしたらハウらないようになりますか?対策があれば教えて下さい。

【回答】
ハウリングは、スピーカーから出た音をマイクで拾ってしまい、その繰り返しで『キーン』と鳴る現象です。キーボードで練習の時にハウリングが起きなかったというのは、スピーカーがあまり大きくなかったり、スピーカーとマイクとの距離や向きが影響を受けにくい位置関係だったからだと思います。

みんなで集まって練習した時は、スタジオの広さにもよりますが、アンプ・スピーカーが大きなものになれば音量も大きくなりますし、大きくなればマイクでその音を拾いやすくなってしまうので、ハウリングしやすくなります。また、スタジオ内では、壁に反響した音を拾ってしまったりもします。スピーカーの向きや、マイクとの距離などに注意し、どうしても起きてしまう場合は少し音量を絞ってお使い下さい。

※補足
スタジオはあまり広くなかったのと、音量も大きく、キーボードを弾いている方はスピーカーにも近く、壁際にいたからかもしれないとのことでした。次回練習の際には、その点などの気に掛けて使用してみるとのことでした。

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