エレクトレットコンデンサ型の咽喉マイクが使える機器は?



マイク 咽喉

【ご質問】
昨日、インターネットから咽喉マイク SH-12iK を注文したのですが、

※このマイクはエレクトレットコンデンサ型マイクです。
 ダイナミック型対応のアンプ等では使えませんのでご注意下さい。

と、商品の発送連絡メールに、注意書きが書かれていました。
あまりマイクに詳しくないので教えて欲しいのですが、具体的にどのような音を出す装置が使えますか?

【回答】
本来、咽喉マイクは、弊社の手ぶら拡声器用のオプションマイクとして用意したマイクですので、弊社の手ぶら拡声器シリーズであれば、問題なく使用できます。現行品ですと、パワギガS NZ-671-BパワギガE NZ-680-AパワギガM NZ-690-W などで使えます。

咽喉マイクは、エレクトレット型マイクですので、エレクトレット型マイクに対応した機器であれば、弊社の拡声器以外でも使える可能性はあります。具体的には、仕様書や取扱説明書にプラグインパワーなどの表示がある機器などです。

エレクトレット対応(プラグインパワー)の機器でも、機器によってはジャックの太さ(径)が異なりそのままでは接続できない場合や、接続できても結線が異なり使用できない場合もありますので、使ってみないと分からない部分もございます。

弊社の手ぶら拡声器以外で使用できる機器の例をあげると、TOA社製ワイヤレスマイクのWM-1320、DELLや東芝のノートパソコンなどでの動作実績はあります。ただ、弊社の拡声器以外の機器での動作保証はしておりませんので、他の機器での使用は自己責任でお願い致します。

マイクには、エレクトレット型の他に、ダイナミック型のマイクがあります。
エレクトレット型とダイナミック型は、構造が異なるため互換性はありません。ですから、エレクトレット型の咽喉マイクは、ダイナミック型マイク対応の機器では使用できません。

一般的にスピーチやカラオケで使用する棒型のマイクは、ダイナミック型のマイクがほとんどですので、普通の棒型マイクが使用できる放送機器では、咽喉マイクを直接繋いでも使用できない可能性が高いです。

⇒ 咽喉マイク(喉元へ密着させる特殊な声帯マイク)